サロンのメンバーなら「知らぬ者」なしの古代絹「デユピオーニ」、その名のとおり「神様の気まぐれ」なのかひとつの繭のなかに2匹の蚕がいる「異形の繭」である。
2匹の繭はそれぞれの絹糸を吐き出す、それは吐き出すごとに絡み合い「天然の撚糸」を生み出す。ここが「デユピオーニ」の真骨頂だ、
この「天然の撚糸」を特製の木の織機で手織りしたのがこの「本物のデユピオーニ」だ。織ると独特の「スラブ」が現れ、天然の糸なのでひとつとして々ものはない。
しかし残念ながら自然のなかで育てられ(デユピオーニは「野蚕」だ)手で紡がれ、木製の織機で織られたデユピーニはもはや生産されていない。この古代的な「本物のデユピオーニ」は1960年代には消えていってしまったのだ。